こんばんは 木宮です。
本日行われました、静岡県学生後期大会1部リーグ初戦、浜松学院大学との対戦は延長にもつれ込む熱戦となりましたが、新チームの初戦を見事勝利で飾りました。
新チームが始動して約1か月。戦術練習をほとんどやっていませんでしたが、トレーニングの成果がどれだけ出せるか、内容にこだわったゲームとなりました。
第1Q、序盤からアウトサイドが良く決まり、網干(3年)の連続3Pなどで8-0とリードする。しかし、中盤、ファウルトラブルから早めの選手交代となったが、交代で入った大塚(3年)の3Pで流れは渡さない。しかし、終盤、相手に速攻、3Pを許し追いつかれ17-17で終了。
第2Q、序盤一進一退の攻防が続くが、中盤に得点が止まる中、相手の留学生にインサイドを攻められ、徐々に点差が開く。最大8点のリードを許すも、終盤、網干、廣岡(3年)の連続シュート、大塚の3Pが決まり一気に追いつく、しかし、ラストプレイで大塚が痛恨のシュートミスからのアンスポ。34-37と3点のビハインドで前半終了。
第3Q、序盤は点を取り合う展開となる。しかし、ターンオーバーとファウルが続き相手に流れが傾く。この間、空いての留学生にインサイトで連続得点を許し、点差は二桁に。中盤から加藤(3年)の3P、大塚の1on1、廣岡のジャンパーで加点し、何とか点差を詰めて51-57で最終Qへ。
第4Q、加藤の連続3Pで一気に追いつくと、大塚がドライブからのバスケットボールカウントで逆転に成功する。その後も、加藤、大塚を中心に得点を重ねペースを握る。しかし、3分過ぎに、オフェンスリバウンドを連続で許し、とどめの3Pを決められると、徐々に流れは相手に傾き逆転されてしまう。中盤以降、留学生にインサイドで連続得点を許し点差が開く。6点を追いかける終盤の攻防、相手のファウルを誘いフルースローで加点し徐々に点差を詰めていく。残り1分、加藤の3Pで2点差になるも、またもインサイドで加点され4点差で残り30秒。ここで、網干のシュートが外れるも、廣岡が値千金のオフェンスリバウンド。これを加藤がねじ込み2点差。タイムアウト後の相手のスローインから神田(3年)がスティールに成功。ついに残り8秒で同点に追いつく。ラストのディフェンスを粘り切り、77-77で延長戦に。
延長、序盤に加藤の3P、網干のフリースローで5点をリードする。しかし、その後は少し守りに入ってしまい、苦しいシュートが続き得点できない。その間、相手の速攻がきまり2点差に。ラスト30秒からファウルゲームを仕掛ける相手に対して、しっかりとボールをつなぎ85-81で逃げ切り、新チームの初戦を劇的な逆転勝利で飾ることができた。
主なスタッツ
加藤26点(3P5本)6R、大塚22点(3P2本)6R、網干14点(3P2本)、廣岡11点6R、西田4点9R、神田7点5R
相手の留学生に31点16Rを許したのは今後の課題ですが、延長を含め45分間、少ない人数で走り切れたこと、シュート確率が上がってきていること、アウトサイドの選手に対してマンツーマンディフェンスで守り切れたこと等、現時点での収穫は多々ありました。
また、ジャッジにフラストレーションが溜まることもありましたが、よく粘って試合を成立させたことは、新チームの戦い方として評価できます。
来週は、土曜日に静岡大学、日曜日に静岡産業大学との連戦です。
今大会は結果を求めないで戦おうと思っていましたが、今日の勝利で優勝の可能性も見えてきました。
この状態で優勝できれば来シーズンは十分に期待できますね。
引き続き、応援よろしくお願いいたします。
Posted by 常葉大学男子バスケットボール部